★お問い合わせの前に「よくある質問」をご確認ください。
★ご自身が動物の保護や地域猫活動に、何らかの形で関わる意思を固めたうえでご相談ください。
Q1.子猫を保護したので引き取ってください
当会では犬猫の引き取りはいたしません。
私たちは個人ボランティアの集まりであり、シェルター(保護施設)があるわけではありません。 個々動物たちを保護しており、市内外からの多くの依頼に応えることは不可能です。 無理して引き取ることは、継続的な活動を圧迫するだけでなく、動物たちの健康管理上も望ましくありません。 動物を引き取らないことは「無責任」なのではなく、「責任ある活動」を続けるためにやむを得ないことなのです。
Q2.捨て猫を保護したけどどうしたら良いですか?
小さな命に手を差し伸べてくださり、ありがとうございます。
あなたが「助けたい」と思った命は、誰かに託すのではなく、「あなた」が行き先を見届けてください。 飼い方・治療の仕方・譲渡会への参加方法など、可能な限りお手伝いさせていただきます。 ただ、治療費や餌代については「あなた」のご負担となります。 譲渡会の参加についても、当会で定められた参加費がかかります。 小さな命「ひとつ」救うのも、大変なことです。 保護するときには、覚悟と責任を持って、一歩を踏み出してください。
【参考になるホームページ】
Q3.野良猫が迷惑です。よそに連れて行ってもらえますか?
それはできません。
猫は「愛護動物」であるため、現在住んでいる場所から、生きていくのに困難な場所へ放す(遺棄する)ことは、 動物愛護管理法・第四十四条「みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はその健康及び安全を保持することが 困難な場所に拘束することにより衰弱させること」および「愛護動物を遺棄した者」に該当すると考えます。
野良猫が生きているということは、誰かが餌を与えているはずです。 地域で話し合いを持ち、それ以上不幸な命を増やさない、野良猫を徐々に減らしていくことで合意を取ってください。 野良猫に不妊手術を行い、地域猫として一代限りの命を全うさせるTNR活動を行えば、 増えすぎた猫は目に見えて減っていきます。
Q4.可哀想だから餌をあげているだけなのに、どうして不妊手術までしなくてはいけないの?
「野良猫に餌を与える人は、不妊手術も行う」ことが「責任ある行為」であるとされています。 これは環境省の方針であり全国の自治体もそれに続いています。 「無責任な餌やり」は、多くの野良猫を生み出します。 十分な餌もなく、縄張り争いによる怪我や病気、カラスによる襲撃、交通事故・・・。
猫(イエネコ)は人と一緒に暮らすために品種改良されてきた生き物です。 それ以上、不幸な猫が産まれないよう、関わった「あなた」が対処してください。
Q5.せっかく猫(犬)をもらってあげるのに、なぜ審査や指導があるの?
人と動物が、ともに幸せに暮らしていただくための手続きです。
当会は次のような事態を避けるために審査や指導を行なっています。
・虐待目的の飼育
・多頭飼育や不衛生な環境での飼育による疾病
・家族全員の理解が得られていないための返却、遺棄
・高齢者世帯の場合は、不慮の入院等による飼育不能、遺棄
・独身者の場合は、長時間の留守番(不十分な愛情)
・幼児のいる家庭の場合は、動物へのストレス(過度の追い回し等)
・飼育知識の不足による健康悪化や死亡
・不妊手術拒否による制限のない繁殖
逆にペットショップでは、このような審査や指導を行わないのはおかしいと思いませんか?
Q6.動物愛護団体って、面倒だから関わりたくないんですけど
「関わりたくない」という方に、無理に関わるつもりはありません。
ただ明らかな「動物虐待」「遺棄」「生活環境悪化」が認められる場合には、 やむを得ず、改善のための「口出し」はさせていただきます。
また法に触れる場合は、関係機関や警察に報告もいたします。
◯ のら猫や子猫に関してお問い合わせの場合は、まず「よくある質問」をお読みください。
◯ お名前、住所、連絡先のないお問い合わせには、返信いたしません。
※携帯電話によっては、PCからのメールが拒否設定になっている場合があります。ご確認ください。